パプアニューギニアの子犬たち②

パプアニューギニア生活の相棒、ココが生んだ初めての４匹の子犬たちは、
最初は我が家の向かいのジャングルの草むらの一角で密かにココによって
産み落とされました。毎夜、ふっとココが家からいなくなり、朝になりご飯の
時間になると草むらから姿を見せるようになり「どうも出産したらしい」気配を
感じていると、近所の子供が「子供の居る場所を見つけた！」と案内して
くれました。大泣きする４匹を家まで運び込み、叔母のモコも加わり、
大所帯での新生活が始まりました。我が家に初めてやって来た時の４匹。



いやー、ほんと可愛かったですねえ。

その後、黒い子犬が行方不明になり（僕の留守中に、家の警備を頼んでいた
おっさんが近所の仲間に売ってしまったと近所の子供が密告してくれました。
いやー、子供は見てますね、しっかり大人の悪いところを。）、ココ、ポコ、
モコ、大五郎、ユキとの毎日が始まりました。ココとポコが家の中にある
我が家唯一の家具ソファで昼寝をする習慣がついていたのを見て、子犬たちも
ソファの上に乗りたがること、乗りたがること。必然的に僕が寝転がることは
おろか、座ることすらできない状態に。



でもこうして「家族みんなで」、暑い暑いパプアで昼寝をしていた、
そんな頃の優しい、幸せな気持ちを思い出すと、今でもとてもとても
懐かしくなるのです。

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