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黒斑山を歩く~火山マップ作成目指し浅間山麓で学習会 [ASAMAネイチャー通信]

火山による特徴的な自然体系を浅間山麓で活動するインタープリターや観光業者の
皆さんが利用できる「火山マップ」を作成するための学習会が今日開催されました。

標高約2,000mの高峰高原から午前8時半に出発。
ひんやりと初秋の風は実にさわやか、周辺のヤマザクラの葉は少し紅葉も。
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案内は日本大学文理学部自然科学研究所の上野龍之研究員でした。
上野さんはこの「火山マップ」の執筆、監修を担当されます。
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ホワイトボードに手描きのイラストをすらすらと書きながら、楽しいお話に
研究会は笑いがいっぱい。楽しい雰囲気でスタートです。

登山道には様々な形状の溶岩や噴石が。火口底の深部から、それとも
浅い位置から噴出するかによって色も形も異なります。上野さんがいろいろ
解説してくださいます。
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途中には板のような溶岩が。溶岩の表面と内部の温度が異なり、
板のように溶岩が固まり、板状の岩となります。
つい山へ登るとしてしまいたくなるのが、この岩を「積んでいく」こと。
しかしこの岩が地面にあることで、雨や風による山の崩壊を防ぐことになります。
記念に何か残したい、と思う気持ちも分からないではないですが、
「やめましょう」。山の環境はそのままにしておきましょう。
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登山道から眺める山の風景は雲の流れと共に様々な表情を見せてくれます。
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途中にはシェルターも。活火山浅間山の近くに自分たちが来ていることを意識する瞬間。
浅間山も雲間からちらちらと姿を覗かせます。雄大な景色をいまひとつ楽しめず、ちと残念。
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トーミの頭でお昼ご飯。山の風はさわやか度100%。
マフィンのパッケージも2,300mの気圧でパンパンに膨らみます。
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ちょっとこわーいトリカブトを横目に下山。次回は高峰山にも登ってみたいな、
すっかり浅間山麓の登山のとりこになりました。
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ちなみに私の趣味の一つは「トレッキング」でした。今、思い出しました。
秋の紅葉シーズンも間もなく、この秋は浅間山麓で楽しみます!
あ、でも「休み」がとれれば…の話ですが(涙、涙)。


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