ハルザキヤマガラシ！

小諸市の高峰高原で近年繁殖が進む外来植物のハルザキヤマガラシを駆除する
活動が昨日行なわれました。

９時に軽井沢のスタジオで本番を終え、ポンコツマイカーで一路高峰へ。
到着した１０時半頃にはもう作業は佳境。ということで私よりひと足早く
現地入りし、浅間国際自然学校など浅間高原観光協議会の皆さんと一緒に
駆除作業をしていた弊社女性社員の撮影写真より、一部紹介します。
作業はこんな感じで行なわれていました。



この日の高峰高原は朝から小雨が降る、肌寒い天気となりましたが、
合わせて４０人が午前８時半から駆除作業をスタート、一本一本手作業で駆除するので
足腰が痛くなりそうで大変でした。

ハルザキヤマガラシは、ヨーロッパ原産のアブラナ科の多年草で、
本来は高峰高原には生育しない植物ですが、近年、標高１８００メートルの
ツツジ園付近を中心に生育が広がってしまいました。黄色い花が咲くので
うっかりすると「きれい」に見えてしまうのですが、高原固有の生態系に
影響を与えてしまう！ので、駆除しないわけにはいきません。
汗を流し腰をかがめて作業をしているうちに、だんだんこの花が
「憎憎しげに」見えてきます。



約３時間の作業で、駆除されたヤマガラシを詰めたゴミ袋で、用意された
２トントラックの荷台はいっぱいに！



この後、先日完成したばかりのビジターセンターへ。
作業に参加してくださった皆さんに、ビジターズカフェでとっておきの昼食、
「天空シチュー」！がふるまわれました！！これが感動の絶品！！
このほかにもビジターズカフェには素敵なメニューが数多く準備されています。
メニューの詳しい内容や工夫については、今後追加取材を敢行します。

高峰高原を舞台に様々な自然の観察、天体観測など様々な企画を
浅間国際自然学校では準備しています。ビジターズカフェは１０人以上ならば
夜も利用を申し込めます。シチューをはじめとする食事もお願いできますし、
送迎も！オーケーとのことです。

詳しくは浅間国際自然学校のＨＰ http://npo-asama.jp/ へアクセスを！