軽井沢発 MY BEST OF 2008！

すっかり年の瀬を迎えて、やけに「暖かい」軽井沢です。
今年はやっぱり暖冬なのでしょう、雪のない信州の年末はちょっと味気なく。

ということで軽井沢に移り住んで１年と９ヶ月。
２００８年はとりわけ仕事、仕事と最初から最後まで仕事に駆け回った年でした。
様々な出会いの中で、今日は様々な「芸術」との出会いに焦点を絞って
「軽井沢発 “超個人的”ベスト」をピックアップしてみました。

★★★NO.1 ALBUM OF THE YEAR★★★
＊Jason Mraz 「WE SING, WE DANCE, WE STEAL THINGS」



明快な歌詞、美しいメロディー、繊細なボーカル…良質な音楽が持つべき
全ての要素を兼ね備えた今年最良の音楽が溢れた今年いちばん聴いた作品。



★★★NO.1 MOVIE OF THE YEAR★★★
＊「THERE WILL BE BLOOD」


ポール・トーマス・アンダーソン監督の絶妙なカメラワークと
ダニエル・デイ・ルイスの鬼気迫る演技、ジョニー・グリーンウッドの完璧な
音楽に圧倒されました。映画のもう一つの「主人公」が「原油」。
黒く、圧倒的に黒くドロドロと流れる原油がまるで人間の欲望の象徴のよう。
予告編はこちら。



★★★NO.1 JAPANESE MOVIE OF THE YEAR★★★
＊「実録・連合赤軍 浅間山荘への道程」
幼い頃、まだ「赤軍」の存在も分からなかった小学生の自分が
テレビ中継の画面から感じていた、得体の知れない、ひりひりとした緊張感を
４０を過ぎた今こうして再び感じることがあるなんて思いもよらなかった。
長野県に生まれ、軽井沢で生活するからこそ、記憶にとどめたい一本。
出演のＡＲＡＴＡさんにインタビューをさせていただいたことにも感謝。
予告編はこちら。




★★★NO.1 BOOK OF THE YEAR★★★
＊「アジアの瞳」／三井昌志さん世界を旅するカメラマン三井さんの愛情溢れる人柄が、そしてその三井さんを慕い、
カメラの前に集まるアジアの子どもたちの素晴らしい表情。写真一枚一枚から
子どもたちの笑い声が聞こえ、野山を吹き抜ける風の匂いが感じられるような、
とても幸せな気持ちになる写真集。この本を紹介してくれた友達に感謝。
あー、また旅に出たくなる。





★★★NO.1 LIVE PERFORMANCE OF THE YEAR★★★
＊サザンオールスターズ「真夏の大感謝祭 ３０周年記念ライブ」
もはや何の理屈も要りません。音楽を愛することの素晴らしさをパフォーマーと
リスナーがこれほどの感動と喜びと笑顔と涙をもって味わえた瞬間はありません。
その一瞬、一瞬を切り取ったＤＶＤも発売されました。





世の中には情報が溢れ、その情報を伝えるメディアも星の数ほどあります。
そんな情報を享受する一人の「受け手」として、さらに情報を発信する「送り手」としても
これからもまた素晴らしい音楽、映画、本との出会う喜びを、ラジオをお聴きの皆さんと
分かち合えたら、と思ってます。

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