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春風を感じながら~御代田町塩野の「お宝」探し 同行レポート [ASAMAネイチャー通信]

29日日曜日、御代田町の塩野地区を中心に、地元の皆さんと
NPO法人浅間山麓国際自然学校の皆さんが一緒に地域の魅力を探索する
「宝探し」学習会が開かれました。お昼には塩野のお母さんたちが、
地元産の粉を使って「すいとん」を作ってくださったり、「漬物」を振るまって
くださったそう…食べたかったなあ。昼番組の担当ゆえ、途中からお邪魔しました。
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まず皆さんは塩野の真楽寺を探索されました。
浅間山の噴火鎮静の寺とも呼ばれ、甲賀三郎伝説なども残り、
有名な竜神まつりの舞台ともなるこのお寺は実に荘厳で立派なお寺。
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御代田町指定文化財の三重塔も実に高く立派な塔で感激しました。
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さらに浅間サンラインを走り、「畜産草地研究所」へと進みます。
独立行政法人 農業・生物系特定産業技術研究機構 畜産草地研究所では、
バイオテクノロジーなど様々な技術により、畜産生産から飼料作物の生産など
畜産に関わる総合的な研究が行われています。 普段は研究所の入口前を
通るだけの私も敷地の中は初探検!
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標高1,300メートルまで牧場を上り詰めると、どうですか、この素晴らしい眺め。
遠く八ヶ岳、秩父連山までも一望できるというこの壮大な眺め。
これが一面緑の牧草で、牛たちが居たら、いやいや気分はスイス!
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ふと牧草地に目をやると穴を掘った後が。これはいったい??
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牧草の下にいるテントウムシの幼虫を食べるため、イノシシが山から降りてきて
ひっくり返してしまうそう。ニホンジカといい、イノシシといい被害は深刻です。
ちなみに研究所のこの敷地の見学には事前の予約が必要ですので、念のため。

林道を進むと日本最古のカラマツ人工林が。江戸時代、嘉永3年に植林されたという
この森には立派な太いカラマツが。森の中に居るだけでパワーがみなぎるような
スピリチュアルなエネルギーを感じました。
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近くにはアカマツの遺伝子保存林も。貴重な生態系がこの御代田町には
存在していることが裏付けられます。
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コミュニティーセンターに戻るとなにやら地元に皆さんがお宝披露中。
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江戸時代の古文書が机の上に。私も「触らせて」いただきました。
江戸の歴史の重みが指の先から伝わってくるよう。

さらに「家系図」という巻物が。なんとその御先祖様は「源頼朝」との文字が。
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塩野は浅間山を中心に山麓6つの市町村を180キロで結ぶ
「浅間ロングトレイル」の一部、ということでこのトレイルを観光資源、
地域振興資源として活用するための試みの一環で、この学習会が
開催されました。御代田の歴史の重みを深く深く体感することが出来た
楽しい時間でした。内堀さんはじめ皆々様ありがとうございました。

この模様はさらに詳しく4月5日午前10:30~
「ASAMAネイチャー通信」の中で詳しくお伝えします。
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